宮川永福 金襴手牡丹図花入れ

作品の解説

三つの大きな赤玉文の地の上に金で牡丹、その上部に金彩で二頭の龍が描かれています。口と高台の周りや牡丹図の近くに塗られた緑のアクセントが鮮やかです。

口径約7.2cm 胴周り約13.7cm 高さ約24.2cm(8寸)

三つの赤玉文の中に牡丹が金襴手で描かれていますが、金が細く掻き落とされ輝いています。その赤玉文の周りは七宝繋ぎ文で埋められています。

二頭の龍が金彩で描かれていますが、牡丹の細描きと違い、金の太い線で描かれているため、力強い龍がよく表現されています。

銘は「九谷/永福」です。

作品の制作者

宮川永福は幼少の時に金沢の岩波玉山の下で陶画を修業しました。そのことを知って松本佐平が「松雲堂」に宮川を招いて、宮川はその絵付工場の職長を務めました。

宮川は松本佐平が赤九谷と青九谷の双方を融合した「松雲堂風」の作品を制作していたのを見ていた宮川は精緻な特色のある画風の作品を制作しました。

管理№ 18122203
展示開始年月日 202.1.2
売却 検討中
備考