秋山 駒次郎 色絵金彩踊り人物図皿

作品の解説

珍しい図案の中皿です。丸い形に合わせて、輪を描いて踊る人々だけで構成されています。おそらく、明治後半でも九谷焼にはなかなか見られなかった珍しい図案ですが、制作者自身の発想から生まれたのかという点で興味ある画題です。

これまでの花鳥風月ばかりでなく、陶画工も日常生活で目に見るものを画題に取り上げ、時代を映した鏡であった風俗画と同じように斬新さがあります。

サイズ;径約18.8cm 高さ約2.6cm

状態;斜め右上の縁に長さ3cmほどのヘアラインのひびがあります。

踊り手は身を着物で包み、笠あるいは被り物をつけていますが、おそらく、着物の着こなし方から芸人のようにも見えます。着物の文様は細かく、いくつかのパターンが見られます。

踊り手の姿には10通りあり、十人十色ですが、一連の踊る姿をつなげているように見えます。これは、多分、絵に躍動感を出すための制作者の意図が感じられます。

銘は「九谷/秋山製」と書き入れられていますが、ほかにも「秋山堂」「秋山駒次郎商店」などがあります。

作品の制作者

作品の制作者については「秋山駒次郎の所蔵品と陶歴」を検索してください。

 

管理№ 2011111A
展示開始年月日 2020.11.22
売却 検討中
備考